IBITA教育セッション報告

 

825日と27日に教育セッションが2日間にわたり行われた。

初日は午前中に6演題の講演、午後にワークショップ、27日は1日ワークショップが行われた。

ワークショップで10名程度の小グループに分かれディスカッションを行った。患者の評価・治療ビデオが流され、個々人がクリニカルリーズニングを行った後にグループ内でディスカッションを行い、結果をまとめた。

 

 

 

 

レクチャーはinterdisplinary approachについて6人の発表が行われた。その中で、印象的であったいくつかのレクチャーについて簡単にまとめてみる。

はじめのレクチャーはにほんでもすっかりおなじみになったゲリンデ先生とベーシックコースインストラクターのクリスチャンボーヘン先生の「The transfer of the Organization Model into the practice 治療の構成モデルの変革」というタイトルで行われた。

VeBID(ドイツ、オーストリアのボバース講師会議)では、ボバース概念のモデルとして、Concept(概念)、Principles(原理)、Method(方法論)、Technique(技術)の順に患者治療を考えることを報告されていた。

 

 

 

そして、4人目に発表を行ったのは、ドイツの看護師のボバースインストラクター(ドイツ国内認定)であった。24時間コンセプトでどのように患者を見ていくかということで、ポジショニングを行っている写真を数多く見せていただいた。正直言って日本の理学療法士や作業療法士よりもよく考えられたポジショニングをしているように感じた。というのは、単なるポジションの検討ではなく、生活の中でどのようにポジションを決め、学習のための計画を立案するかというところに、焦点があてられたポジショニングであったからだ。

最後に、日本人で初の海外IBITAでの講演を石田先生がされた。急性期病院での24時間コンセプトの実践例として6演題の絞めを飾った。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が討議して問題解決のための治療プランの立案を行うというもので、言葉で書くのは簡単だが、なかなか実践するのは難しいことだとつくづく感じる。

 

 

 

また、JBITAメンバーで出かけたビールとソーセージの店でも夜が更けるまで、インストラクターの討議は続いていた。

日本人はやっぱり真面目だと思う。