日本ボバース研究会 会長コラム


東北地方太平洋沖地震


被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます


社)日本ボバース研究会

会長 伊藤 克浩

   2011年3月11日午後2時46分頃、三陸沖を震源に起きました東北地方太平洋沖地震は、今までにない広範囲な被害をもたらしました。命を落とされた方々に衷心より哀悼の意を表しますとともに、被災地の皆様、関係者の皆様に、あらためて心よりお見舞いを申し上げます。また、現地の方々のご無事をお祈り致します。


会長コラム2011年3月

「未曾有」


 4月の半ばを過ぎるまで3月分のコラムに手をつけることができなかった。理学療法士協会の役員 選挙のお礼を書きかけている最中に3月11日を迎えたからだ。

 震災当日は病院に勤務していた。立っていられないほどの揺れに、リハ室にいる患 者さんを窓際から待避させ、立位や歩行治療中であった患者さん達をプラットフォー ムに座らせて病棟へ。エレベーターは緊急停止して患者さん達はリハ室のある五階に 足止め。ipadで情報収集すると東北で巨大地震が発生し、津波警報が・・。twitter でフォローワーに「届け!」と祈りながら「拡散希望RT、高台へ逃げて!」とつぶ やき続けた。津波の第一派が車を海に運んでいる映像をユーストリームNHKで見な がら事の大きさに身震いした。病院の患者さんたちを病棟で落ち着かせながら余震を やり過ごし病院での業務を終了。

 数日間は現地に駆けつけたい衝動と戦いながら、混乱するネット上の情報を整理し てブログやtwitterに書き続けた。研究会のホームページにお見舞いの文章を載せた が被災地の詳細が判明してくると共に、自分の無力さにうちひしがれた。その後、計 画停電や原発の錯綜している情報に右往左往させられながらも「今自分にできるこ と」を模索しながら現在に至っている。

 まだ何をするべきか答えは見つからないが「私にしか出来ないこと」をしていきた い。指導者としてボバーススピリットを持って「心折れない」そして「考える」セラ ピストを育て続けよう。

 そして第一回ボバース研究会学術集会は、一時、中止することも検討されたが決行することに 決まった。やるからには学会長として盛大に成功させ、東北の会員も大勢迎え入れた い。

 開催日の7月16・17日に被災地が復興の兆しを見せ、原発が落ち着きを取り戻して いることを切に願う。

日本ボバース研究会 会長   伊藤 克浩
 

平成23年4月18日

 
 


当研究会へのお問い合わせ、ご質問は、下記の連絡先までお寄せ下さい。
日本ボバース研究会事務局:〒536-0023 大阪府大阪市城東区東中浜2丁目1番23号 栄泉第一ビル4階
TEL:06-6962-6722  FAX:06-6969-9667   Eメール:bobaken@nifty.com


制作:日本ボバース研究会インターネット事業部