会長コラム2011年7月

「第1回日本ボバース研究会学術大会雑感」



 7月16日17日にボバース学会第一回を無事に終えた。第一回大会長という責務をき ちんと果たせたかどうかはわからないが、大勢の参加者に恵まれ、会自体は大成功に 終わることが出来た。ご協力頂いた方々、準備に尽力してくれた執行部に感謝した い。

 土曜日の会員による発表は3次元動作解析や姿勢変化による腹部筋の活動をエコー で計測したものなど興味深い発表が多く、勉強になった。一方で冷静な第三者による 評価といった客観的な発表が多かったので、昨年までの単一症例による症例検討が少 なくなっており、それが学会に必要かどうかの議論は別にして「人間くささ」が減っ たような寂しさも感じてしまった。バランスが難しいところだ。

 さて、日曜日の鈴木恒彦先生の講演の後、医師の会員の方が「鈴木先生の様に本当 にボバース概念を理解してバックアップしてくれる医師の後進を育てて欲しい」と要 望されていたのが印象的であった。確かに神経科学の分野で理論的背景のバックアッ プにご協力を頂ける久保田競先生や高草木薫先生等の存在は力強いが、鈴木恒彦先生 のようにボバース夫妻と直接やりとりして、心底我々ボバースセラピストの仕事をご 理解頂いている先生は成人分野においては他に見あたらない。今後の課題である。

 次回は2012年7月28・29日に大阪で開催予定、今年以上の多くの方に参加して頂き たい。  

※学会の写真や詳細はトピックスを参照されたい。

 

日本ボバース研究会 会長   伊藤 克浩
 

平成23年8月9日

 
 


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