会長コラム2012年5月

「IBITA/JBITA成人中枢神経疾患基礎講習会最新プログラム」



 5月に野頭IBITA基礎講習会講習会指導候補者のファイナルアシスタントシップを兼ねた成人中枢神経疾患基礎講習会が当院で開催された。 今月は前半の2週間だ。
 ファイナルアシスタントシップなので紀伊シニアインストラクターを当院にお迎えし、紀伊先生の最新プログラムに私も指導者として参加することができた。
 プログラムの前半部分の更なる変更点は講義を実技も取り入れながら進めること、そしてクリニカルリーズニングプログラムとグループディスカッションによるタスク分析が さらに増えて、受講生参加型のプログラムに更なる進化を遂げている。それらのプログラムにより、前半の最後にある症例ワークショップでは受講生らの積極的な発言が以前にも増して 見られるようになっていた。

 それにしても相変わらず紀伊先生の治療デモンストレーションは素晴らしかった。受講生が数人感動して泣いていた。 そしてめったに聞けない紀伊先生の基礎概念(歴史)講義も拝聴できた。その中でBobathは元々Bobatが正しいが、イギリス風に「h」をつけてボバースになったとか、 PNFのカバット先生、ボイタ先生も「t」で終わる元は幌馬車で旅をしていたハンガリー、チェコ系の民族が祖先らしいとか貴重な話を聞くことができた。

 二週目には実技「歩行の促通」でターミナルスタンスの促通を担当した。治療実習でこの場面をうまく使いこなせない私担当の受講生ペアをモデルに実技提示を行った。 その受講生さん自身がダブルスタンス静止姿勢で立てないバランスの悪さであったので、治療介入して受講生さん自身のバランス改善を行った。やはりセラピスト自身が きちんとバランスを取れていないと症例治療で成功しないことを再確認することができた。

 後半は8月に開催される。受講生さん達との再開が楽しみである。

日本ボバース研究会 会長   伊藤 克浩
 

平成24年5月31日

 
 


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