会長コラム2013年7月

 「会長行動録と第3回日本ボバース研究会学術大会」



 7月6日は活動分析研究会準備会でした。VTRを使った症例検討ではアドバイスをさ せて頂きました。応用歩行でドアを開けて中に入る動作がスムーズに行えない症例 で、開き戸の引き手にまっすぐ歩いていくために開き戸が自分の方に開いてバランス を崩しているように見えたのでドアを開けて中に入るための位置への接近がどうある べきかについて、会場になっていた明治屋旅館の実際のトイレの入り口に行ってディ スカッションしました。系列動作の分析は奥が深いのです。本来、冷蔵庫を開けて中の牛乳パックを取り出すにしても 両手で行う際には右手でドアを開けたらすでに左手は牛乳パックに向かっているはずであり、慣れ親しんだ自宅の 冷蔵庫ならドアを開けるための接近ではなく、予め場所がわかっている牛乳パックに手を伸ばすための位置に向かって接近するはずです。

 翌日7月7日は東京田町にて行われた日本理学療法士協会の第一回職能業務執行委 員会で東京へ。事業の担当委員を決めて次年度の事業について話し合いました。厚労 省へ持って行く要望書に添付する調査のデータ等は業務執行委員会の事業が元になり ます。夕方に順天堂練馬病院の当協会石田副会長と新宿で合流し、電車で石和温泉へ戻りま した。7月8〜12日はIBITA成人中枢神経疾患上級講習会を石田副会長と二人で開催するのでその 打ち合わせを7日の夜に行いました。上級講習会はお互いの個性が良く出ていて、そ れでいて充実した中身の濃い講習会となりました。

 7月13日は東京田町にて行われた日本理学療法士協会業務執行理事会に出席、終 了後に石和温泉に戻って山梨リハビリテーション病院IBITA成人中枢神経基礎講習会 ブラッシュアップ研修会(同窓会研修会)の懇親会に合流。翌日7月14日はブラッ シュアップ研修会で実技指導と症例検討会のSVを行いました。

 7月26日は日本ボバース研究会役員会議で順天堂江東高齢者医療センターに向かい ました。翌日27日朝からは同ブロック長会議が行われ、午後からはホテルイースト21 東京にて第3回日本ボバース研究会学術大会が開催されました。
今回は「個別性への追求 〜症例検討と治療検証を再考する〜」をテーマに口述発 表・専門分野別企画・特別講演といった内容で構成され、大勢の参加がありました。 特に口述発表では、今回のテーマである症例検討にふさわしく、症例への治療に関す る多くの質疑応答がなされ、活気のある大会となりました。28日の特別講演は順天堂 医院の新保松雄先生にお願いしました。7月も協会と研究会、そして講習会であわた だしい一月でした。私事ながら7月3日に50歳の誕生日を迎えました。穏やかな日々 は当分来そうにありませんが頑張り続けます。


日本ボバース研究会 会長   伊藤 克浩
 

平成25年7月31日

   
 


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