用語解説
ボバース、ボバースアプローチとは
ボバース、ボバースアプローチとは
ボバースアプローチとは、イギリスの医師である故カレル・ボバース博士と理学療法士のベルタ・ボバース夫人により開発された治療です。脳や脊髄といった中枢神経系の可塑性を活用し、中枢神経疾患をもつ方々の機能改善をめざす治療です。
ボバース概念は、イギリスのボバース夫妻によって1940年代に始められた中枢神経疾患に対するリハビリテーションの方法のひとつです。その後、世界各地で多くの指導的立場の療法士を輩出し、さらに治療内容を発展させながら世界的に普及しています。ヨーロッパを中心に、アメリカ、カナダ、ブラジルなどの南米、南アフリカ共和国、オーストラリア、イスラエル、韓国、日本など25か国で多数の講習会・研修会が開かれ、また毎年1回の総会が世界各地で開催されています。(Bobath記念病院ホームページ より)